＜＜深心世界＞＞
たとえば犬達の心を。
知っているつもりでも、まだまだ知らない。
何十年に亘り犬達と暮らしてきても、
どれほど対話を努力してきても、
犬達の心を、まだまだ知らない。
それを毎日毎日、思い知らされる。
毎日毎日、彼らの深い心に衝撃を受ける。
あまりに深いから、泣きたくなるほどだ。
毎日毎日、泣きたくなるほど感動する。
家族は大勢の犬達だから、
どうしても一頭一頭との時間は限られるが、
たとえ五分でも、一頭一頭を抱いて語り掛ける。
それだけでも一時間半かかるが時間など忘れる。
その五分の中に、この愛のすべてを懸ける。
その時の彼らの想い。海より深い慕情。
感慨無量になり涙があふれる。
あまりに深い彼らの心に涙する。
「２０１４年２月１１日」
「２０１４年２月１１日１８時１分：月と光玉たち」
まだ満月には何日もあるのだが月光の輝きは強かった。
「１８時２分」
「１８時５分」
■南無華厳 狼山道院■
≪ ２０１４：０２：１２ ≫