<<雪の山犬>>
2月8日は大雪だった。
山岳四駆車が修理から戻らないので、
代車を森の手前に置いて深雪を歩く。
この森には除雪車など来ないから、
普通の四駆車では入って来れないのだ。
誰も入って来れない森だから、
だからここは動物達の安棲境だ。
犬達も元気満満だ。白銀の森を躍動する。

2014年2月8日。これは通ったばかりの猪のトレイル。
ブログUPした写真だと見えにくいが、たくさんの小さな光玉が映っている。

これは私の足跡。深い新雪の歩行は相当な運動量だ。
ここにも小さな光玉が、たくさん映っている。

犬達は新雪に新たなトレイルを拓いていく。
この時点で氷点下9度くらい。サラサラのパウダースノウだ。
晴れた日の夜明前に氷点下20度くらい。アスピリンスノウとなる。

日日の運動の中に、対話と基本調練が凝縮されている。
最初から最後まで全身の全感覚を起動して皆を統率する。

「椿:tubaki」。雪の深くの匂いを調査している。

これは2月5日。「茜:akane」。茜は森の秘密を教えてくれる。

大雪前日の2月7日。10歳半の茜と椿。赤い精霊光が美しい。

これは2010年の2月7日。「海:umi」が5歳半の頃。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2014:02:09 ≫