<<命の境遇//非情繁殖>>

「2014:01:27:狼山」
人間に運命を弄ばれる命達。
人間に過酷な境遇を強いられる命達。
人間に売られるために生まされる命達。
生ませ続け、売り続け、命の運命を弄ぶ。
そもそも人間に、そんな権利は無いだろう。
動物の運命を弄ぶ権利など無いはずである。
厳粛極まる出産だから、母親は精根尽き果てる。
精根尽き果てるほどに出産は厳粛極まるものだ。
だが非情繁殖者は金儲けのために母親を酷使する。
出産機械の如くに情容赦なく残酷に母親を酷使する。
人間社会は口を揃えて「命の尊さ!」と叫んでいる。
もし本心で「命の尊さ!」と叫ぶのなら、
売買される動物たちの境遇に目を向けるべきだ。
もし本心で「命の尊さ!」と叫ぶのなら、
たとえば「非情繁殖場」の実態に目を向けるべきだ。
もし繁殖で金を稼ぐというならば、
繁殖者は命に対して最大配慮して当然である。
ところが真逆の非情繁殖者が存在するのである。
その非情繁殖者と非情販売者と非情飼主達が、
その三者が命の悲劇を際限なく生んでいるのだ。
その三者の非情が存在する限りは、
問題の根本は絶対に解決されない。
世の中に、非情者は、存在するのだ。
平気で平然と命を苦しめる非情者は存在するのだ。
まずそのことを、人人は知るべきだと思う。
悲劇の動物達を救いたいということは、
人間の非情と真正面から対峙するということである。
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人人に「非情環境繁殖場」の実態を知ってもらいたい。
「YOUTUBE:パピーミル」で探せば観れるはずです。
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私はこの山で野性禅に入る。
いろんな動物達の心境が現われる。
彼らの境遇を我が身の如くに感じる。
ありありと痛切に彼らの心境を感じる。
ここは世界の動物達の弔いの山なのだ。
極限境遇の末に他界していった犬達の魂も来る。
彼らがどのような想いで他界していったかを、
ありありと我が身の如くに痛切に感じる。
彼らは、命として生きたかったのだ。
命として生きることさえ赦されない生涯だったのだ。
命として生きたいのに、それすらも赦されなかったのだ。
そして彼らは魂となり、私に無上の輝きを見せてくれる。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2014:02:02 ≫