■ Bull・Masttif 1993 ■

1993年。「ブル・マスティフ:雄」
子犬期に原産国の英国から来た。
写真の印象よりも、さらに重骨格である。
もちろん肥満と重骨格とは全く別物だ。
ブルマスティフにも、いろんなタイプがいる。
もの凄いエネルギッシュで敏捷な個体もいる。
昔の英国では、口輪を装着したブルマスティフと、
棍棒を手にした力自慢が「倒し合い」する競技があった。
「立っていられる男は一人もいなかった」そうである。
この子は明るく堂堂と落ち着いたタイプだったが、
だが喧嘩を売られれば敢然と受けて立つ気迫は秘めていた。
もはや本来の闘いが可能な骨格では無いのだが気迫は秘めていた。
彼とは普段の日常生活上ならば、ほとんど100%会話できた。
彼は私の腹に顔を乗せて眠るのだが、とにかく重かった!
因みに英マスティフは、もっとずっと大きい。
英マスティフとも何頭か付き合ってきた。
こういう犬種を好きな人は結構多いだろうが、
「いろんな面を秘めている」ことを忘れてはならない。
そしてその秘められた一面も深く理解してあげることだ。
彼らの全てを理解してこそ「愛情!」である。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:12:01 ≫