<<山犬16歳>>
 
16歳の「悍:kan」は元気一杯だ。
15歳の山斗と猛もまた元気一杯だ。
そしてほかの長老たちも元気一杯である。
彼らの元気に走る姿を見ると胸が熱くなる。
私と暮らしながらも、彼らの気力は山犬だ。
私は彼らから「山犬スピリット」を学んできた。
彼らの走る姿を撮ろうとしたが、
携帯カメラの作動が遅すぎて撮れなかった。
撮れる日もあるのだが、この日は撮れなかった。
 
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8月11日の夕暮れ。16歳の「悍:kan」。
 
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森に宵闇が迫る。あちこちに野生たちの匂いが残されている。
 
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走る姿を撮ろうとしたが、この日は撮れなかった。
 
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8月11日の夕方。山斗と猛が山草を選んでいる。
我家の犬たちは、いろんな山草を食べる。
彼らは本能で、食べる草を選んでいる。
ここは無人の森だから人工汚染が無いので、
ここの草を食べても大丈夫なのだ。
いろんな草を食べるのだが、
よくぞ選べるものだと、いつも感心する。
食べて不調になったことなど、一度たりとも無いのだ。
べつに「栄養」として食べるわけでは無い。
栄養としてではなく、身体の調整として食べるのだ。
多くの場合に「吐き戻す」のだが、
この吐き戻しには、いくつかの意味があるようだ。
胃酸の調整なども考えられるが、それだけではない。
そしてまた、吐き戻さない場合もある。
それはそれで何かの効力が生じているのだろう。
とにかく私は彼らの本能を信じているので、
いろんな草を食べても全く杞憂しない。
ただただ感心するばかりである。
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:08:13 ≫