**おおかみこどもの雨と雪・・「きときと」**
 
映画「おおかみこどもの雨と雪」は、まだ観ていないが、
:YOUTUBE:で素敵な挿入歌「きときと」を発見した。
大きなスケールの元気な音楽だが、
それだけではなくて、なぜだか少し切なくなる。
そこに秘められた哀切感が胸を打つ。
彼らの遠吠えの姿に、涙があふれてくる。
その遠吠えの心境が、痛いほど分かるからだ。
 
この「きときと:四本足の踊り」を聴いていると、
亡き愛狼「太郎」の子狼の頃を想い出す。
太郎はいつも、満面の笑顔で心と身体を躍らせた。
垂直のような崖の上からも、
満面の笑顔で駆け降りて来るのであった。
時には先回りして木陰に隠れて私を待ち伏せし、
そして私が近づくと、突然飛び出してきて、
それで私が「とても驚いた振り」をすると、
太郎は満面の笑顔で大喜びするのだった。
そして太郎は、四足を交互に踏んで踊った。
彼の背中を両手の指で軽く叩きながらリズムをとり、
そして哀切のバラードを私が歌い始めると、
彼はたまらなくなって全身を揺らして踊るのだった。
そして切なく雄大な遠吠えのホウルを歌うのだった。
太郎は、最愛の我が子だった。
太郎が他界した時、私も一度死んだのだ。
今の私は、二度目の私ということだ。
狼は普段は天使だが、それと同時に闘神である。
そのどちらもが≪狼≫なのである。
海より深い純情と不撓不屈の狼魂は、
そのどちらもが人人の想像を超えている。
狼の誇りは、人間には見え難い。
支配意識の人間には見ることができない。
 
 
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「2012年12月:今の家族の犬たち:第1グループの運動」
まさに「きときと」のように躍動する!!
彼らもまた躍動心の塊りだ!!
彼らもまた「ホウル:遠吠え」で見事に歌うのだ!!
 
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「1988年:太郎:1歳:まだ子ども」
 
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「1990年:太郎:3歳:ほぼ成狼となる」
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:08:03 ≫