<<空手精神>>
もちろん「形:kata」は実戦にも繋がっていますが、
それとともに「空手宇宙」を表現するものだと思います。
「形」は確実な威力と静動静が高度に要求されます。
全身力を瞬間に爆発させて最大威力を発揮します。
練達者は途方もない基本稽古を積み重ねています。
それぞれの空手家に、それぞれの「形」があります。
「形」にはその人の空手精神が現われると感じます。
≪≪宇佐美里香師 「形:クーシャンクー」≫≫
宇佐美師は、おそらく糸東流だと思います。
WKFの形の世界チャンピオンです。
どんな体勢の時でも、身体が動揺していません。
とにかく素晴らしく速く、素晴らしく確実な威力です。
<< こちらからの映像の方が、動きが鮮明です。>>
自分は松濤館流でしたが、空手の美しさに流派は関係ない。
凄いものは凄い!!美しいものは美しい!!と思っています。
なお「書庫:武道観」に、多くの空手映像をリンクしてあります。
≪≪「15歳」の少女空手家 「形:ニーパイポ」≫≫
この「長野じゅりあ」ちゃんも、糸東流だと思います。
映画「サルベージ・マイス」に主演したそうです。
この時には「15歳」だったそうです!!しかしとても「大きな形」です!!
余計な力も入っていないし、とても自然体だと思います。
細かいことを粗探しする人もいるようですが、愚かなことだと思います。
15歳の女の子の「大きな形」に敬意を表します!!
≪≪白井先生:海外指導:松濤館基本練習≫≫
30年以上昔の白井先生の松濤館流海外指導の映像です。
映像を見るだけでも「非常に重い突き」だと分かります。
≪≪組手試合≫≫
<<松濤館流:組手試合>>
「寸前極め:kime」を心掛けても、当たることは多いです。
重く速い拳が顔面に当たれば大抵は倒れます。怪我も大きいです。
鍛え抜かれた鋭い突きが顔面に飛んでくるのは怖いものです。
組手選手たちは、そういう緊迫の状況の中で試合しています。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:06:12 ≫