<< 狼 挽 歌 >>
このブログは唯一の発信手段であった。
だがもう真剣に集中して書ける時間は無くなった。
仕事と大勢の犬たちの世話と山行の両立は難しい。
難しいことだが、疲労困憊になりながら続けてきた。
その合間に記事を書いてきたのだが、それももう無理だ。
まだまだ書きたいことはあったのだが、書く時間は無い。
犬たちの世話は、運動と給食だけではない。
一頭一頭のグルーミングも欠かせない。
犬舎施設の補修作業も欠かせない。
そして改修作業も待っている。
そして仕事がある。そして家事がある。
なにしろ人間は自分一人なのだ。
時間はいくらあっても足りない状況だ。
未明時刻から深夜まで活動しても足りない。
だから今は書くことは諦めるしかない。
五年半に亘って書き続けてきたが、
ひとまずこれにて記事を終えることにする。
読者の皆様には本当に感謝している。
こんな異端ブログを読んでくださったことに深く感謝している。
そしていろいろと心配してくださった人人に感謝する。
こんな逸脱者のことを応援してくださった人人に深く感謝する。
このブログの記事は、すべて自分自身の実体験の実感で書いた。
他者の言葉の引用ではなく、自分自身の言葉で書いてきた。
すべては自分自身の実感で書いてきたものである。
少し時間ができたら、書庫の整理をしようと思う。
記事は大量になったので、もっと見やすくしようと思う。
犬と調和できずに飼養放棄する人が多い。
いろんな理由をつけて犬の純情を裏切る人が多い。
一頭や二頭の飼養でも簡単にギブアップする人が多い。
それはなぜか?最初の姿勢が大間違いだからである。
その最初の姿勢についてを書いてきたつもりだが、
なかなか分かってもらえなかったかも知れない。
飼主の姿勢が変われば、事態は大きく変わっていくのだ。
犬に注文をつける前に、自分自身の姿勢が先決問題なのだ。
犬たちは本能深くで、飼主の姿勢を鋭く見抜くのである。
犬たちに偽りの心は通用しないのである。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:04:15 ≫