■阿耨多羅三藐三菩提■
anuttarasamyaksambodhi
<<アヌッタラサムヤクサンボーディ>>
<<あのくたらさんみゃくさんぼだい>>

命は今生では肉体を纏っている。
それは厳粛に事実である。
そして肉体を纏っての特殊な学びとなる。
肉体を纏っているから、学びは相当に難しい。
だが肉体を纏っているからこそ独特な学びとなる。
だが肉体を纏っていると、様様な雑念が湧き起こる。
そして本来の学びの道から懸け離れていく。
だが懸け離れていくことに本人は気づかない。
だから羅針盤が必要になる。
その羅針盤は細かな字だと読みづらい。
だから最も根本の方角を見つめればいい。
「阿耨多羅三藐三菩提」は無上真覚である。
あるいは≪佛:hotoke≫のことである。
あるいは佛の大慈悲界のことである。
<<アヌッタラサムヤクサンボーディ>>
<<あのくたらさんみゃくさんぼだい>>
この言葉は、想像を超えた究極の羅針盤だ。
もしこの言葉を心の底から真剣に黙想すれば、
そしてその毎日を続ければ、自分の中が変わっていく。
自分の中で何かが大きく変わっていくということだ。
いろんなことに悩む人がいるだろう。
いろんなことに迷う人がいるだろう。
いろんなことに苦しむ人がいるだろう。
だがすべては、自分次第である。
自分の中の何かが変われば、
いろんなことが大きく変わっていくのだ。
すべては自分次第だと、
羅針盤の説明書に書かれている。
羅針盤を信じて自分で突き進めと書いてある。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:03:24 ≫