**月 光 魂**
 
この前の満月の三日前に撮った写真。
「月と光玉と小さな光たち」である。
いつものことだが、
この古い携帯カメラに「星」は映らない。
星を撮ろうと思っても星は映らないのだ。
この「小さな光たち」もつまり、星では無いのだ。
本当はもっと鮮やかな光なのだが、
ネットにUPすると、どうしてもボケてしまう。
ところで「森の中の小さな光たち」と、
この「月の近くの小さな光たち」は、とても似ている。
似ているというか、同じ世界の光だと感じる。
彼らは「魂の光たち」なのだ。
 
この狼の山の森には、いろいろ不思議なことが起こる。
いろんな光や、いろんな音や、いろんな振動が現われる。
それらは非日常ではなく、普通に日常なのである。
私と犬たちと山の動物たちは、そういう中で生きている。
狼の山の森は、依然として白銀のままである。
ちょっとやそっとでは、ここの雪は溶けない。
雪は溶けないが、だが春の気配は近づいてきた。
犬たちも山の動物たちも、この冬を本当に頑張った。
零下20度の極寒の森で、命の歌を歌い続けた。
彼らの命と魂もまた、神秘そのものである。
私は神秘たちと一緒に生きている。
重いリュックを背負って雪道を歩く毎日だが、
いつも神秘たちに励まされている。
 
 
イメージ 1
「月と光玉」 最初は、このように映った。
 
イメージ 2
「次の瞬間の写真」 光玉は瞬間に移動し、小さな光たちが現われた。
 
イメージ 3
「その次の瞬間の写真」 さらに光玉は移動し、小さな光たちも瞬間に移動した。
 
イメージ 4
「光玉の拡大:光量微調整」
 
イメージ 5
「小さな光の拡大:光量微調整」
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2013:03:10 ≫