<<光の友達>>
午前三時半に起きて小屋から夜空を見ると、
真正面に、光が輝いていた。
星では無い不思議な光である。
これまで「月と光玉」は紹介してきたが、
今回の写真はそれとは別の「単独の光」である。
この単独の光も頻繁に見る。
小屋の中から何気なく夜空を仰ぐと、
いつもと言えるほど、真正面にいるのである。
本当は、まばゆく光り輝いていたのだが、
この古い携帯カメラには映らなかった。
それは「星の瞬き」とは全く違うのだが説明は難しい。
「非常に変則的で複雑な輝き方」としか言いようが無い。
木木の小枝の合間から撮ったので形が崩れて映ったが、
しかし「色の変化」は分かるはずである。
そのまま連続で撮った写真なのに、色が変化しているのだ。
その光を拡大してみた。光量色調は無調整である。
今から犬たちの朝の運動に出発する。
寒気に覆われた漆黒の闇の森は荘厳である。
いろんな光たちが、我我を見守っている。






■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:12:05 ≫