<<愛犬対話>>
 
この狼山ブログでは、
何度も「動物との対話」について書いてきた。
それは「互いに相手の意思を知る」だけの意味では無い。
「互いに相手の意思を知る」ことも非常に難しい領域だが、
それだけで異種動物たちと真に一緒に暮らすことは難しい。
相手が強力な大型動物であれば、なおさらに難しくなる。
問題は、その次の領域なのである。
意思を知った上での、次の領域なのである。
 
これは「人間同士」を考えてみれば分かることだ。
「相手の気持は分かっているのに、この気持はどうにもならない!」
そういう場面は一杯あるのではなかろうか。
「相手の気持は分かるけど、嫌なものは嫌だ!」
「相手の気持は分かるけど、自分はこんなふうに思うんだ!」
そういう場面は一杯あるのではなかろうか。
同じ人間語を話す人間同士でも、このようなことは起こるのだ。
それは異種動物との間でも、同じように起こることなのだ。
そういう意味で、「さらなる対話の領域!」が求められるのだ。
「意思を知り合う」ことの次の領域に進むということである。
この「次の領域」は、さらに難しい難関だと言える。
 
そこで必要なものを短く簡単に言えば、「心力」である。
たとえば大型強力犬を相手の時には「身体力」も必要なのだが、
もちろんそれだけで「次の領域」に進むことはできないのだ。
「心力:心の力」が絶対不可欠に必要とされるのである。
これは「単なる精神力」のことでは無い。
もっともっと大きなスケールの「覚悟の愛心」のことである。
どんな困難の際にも対話義を貫く覚悟の愛心のことである。
その覚悟の愛心こそが、正真正銘の「力!」となるのだ。
その愛心の力が、相手動物に「感動!」を与えるのである。
そしてその感動は、さらに深い対話を生んでいくのである。
「動物との対話」とは、つまりそういう世界なのである。
「お話ができる!」だけでは、まだまだ途中段階なのである。
それだけでは、異種動物と真に暮らすことはできないのである。
このブログでは「その次の領域」についても書いてきたが、
かなり分散して書いてあるので、いつか整理してみるつもりだ。
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:11:10 ≫