<<人生は過ぎゆく>>
人生は過ぎゆく。
一瞬も止まらずに、刻刻と過ぎてゆく。
無常を知る。この身で無常を知る。
無常は、無情のことでは無い。
たとえ無情に思えても、
無常は無情のことでは無いのだ。
この世はスーパーダイナミックな変化である。
この世の全てが一瞬一瞬に縁起して、
スーパーダイナミックに変化してゆくのである。
一瞬一瞬に、新たな新世界に突入するのである。
今生では肉体を纏っているから、老いて死ぬ。
老いて死ぬからこそ、無常を切実に実感できる。
老いて死ぬこともまた、偉大な学びなのである。
だがそれでも、時にはシャンソンを聴いて、
はるか昔を想い出す夜もある。
槇小奈帆さんの「人生は過ぎゆく」です。
シャンソンの名曲中の名曲です。
これは単なる恋愛の歌ではありません。
恋愛に模して人生を歌った歌だと感じます。
もちろん「越路吹雪さん」の歌唱も凄いのですが、
今回は「槇さん」の歌唱を紹介させて戴きました。
素晴らしい歌唱です。ほんとうに素晴らしいです。
最初は抑えていますが、後半がドラマティックです。
特に≪≪4分50秒≫≫辺りが凄い!!!
ほんとうにここは、凄い!!!
涙があふれました。
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:10:07 ≫