<<光の夜の山>>
 
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昨夜も雨が降ったが、深夜には止んだ。
このところ、夜に雨が激しく降ることが多い。
いつも通りに犬たちの運動と給食を終えた。
その後に山行に入り、23時頃に終えた。
とても疲れていたので、車の中で横になった。
横になりながら、夜の森を眺めていた。
月は隠れているし、辺りは漆黒の暗闇だ。
ここはただただ、夜の闇の森なのだ。
なにげなく車の窓から見渡していると、
なんとなく不思議な明りが見えてきた。
いつもどこかに不思議な明りが見えるのだが、
昨夜の明りは、かなりダイナミックに変化していった。
いつもは写真など撮ろうと考えないのだが、
昨夜はなんとなく、撮ってみようと思った。
撮ると言っても、古い携帯カメラで撮るだけの話だが。
静かに車を降りて、明りの方角にカメラを構えた。
肉眼だと大きな明りに見えたのだが、
カメラを構えると全く何も見えなくなった。
あまりにも真暗なので、勘で方向を定めるしかない。
撮ってみたら、とても小さな光が映っていた。
肉眼だと、もっとはるかに大きく光っていたのだが。
いくつもの光が、大きく動いていたのだ。
それはもちろん、山の動物の眼光ではない。
動物の眼光ならば「対の光」だし、
だいいち古い携帯カメラの性能では撮れない。
そしてここは、人など誰も入って来ない森なのだ。
ここに映った小さな光たちは、大自然の精霊たちだろうか。
もし他界した家族たちだったら、それは直感で分かるからだ。
そしてこれは、いわゆる「オーブ現象」とも違う。
とにかく不思議な光たちである。
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:08:16 ≫