<< 小太、14歳。>>
 
イメージ 1
14歳の小太。 運動を終えて「禅」に入る。
数年前、小太の眼前まで熊君が来たが、小太は平気だった。
私は熊君に「ストップ!」を声かけた。 熊君は、そこで止まった。
 
 
小太(KOTA)もまた、14歳になる。
犬の14歳と言えば、超高齢である。
だが小太は、元気満満だ。
元気満満で、森を駆け巡る。
小太もまた、この森の厳冬を乗り越えてきた。
小さな身体で、白銀の極寒を乗り越えてきた。
 
小太もまた、保護して家族に迎えた子だ。
小太は、我家で一番身体が小さい。
小さいが、昔は非常に短気だった。
そして著しい興奮性の気性だった。
とにかく、すぐに興奮して喧嘩態勢に入る。
だから他の犬たちは、小太とは間合いを保つ。
小太とは微妙に距離を置き、闘争を避けていた。
犬たちは、小太の気性を見抜いていたのだ。
だがもし兄貴分の連中と一緒にすれば、
即座にコテンパンにやられてしまっただろう。
先輩犬たちから、「力」で思い知らされただろう。
ヘタをすれば致命的な大怪我になっただろう。
小太はとにかく、そういう気性の犬だった。
 
だが長い年月の間に、小太は変わってきた。
だんだんだんだん、変わってきたのである。
小太は、確実に成長してきたのである。
小太の精神は、見事に成長を果たしたのである。
小太の精神の成長を見る時、本当に感慨深い。
小太の落ち着いた姿を見る時、泣けてくるほどだ。
小太は今、見事に落ち着いた、静かな勇者だ。
いろんな試練を乗り越え、静かな勇者となったのだ。
 
小太は、いつも森の奥を、じっと見つめている。
まるで坐禅を組んでいるかのように、
小太は不動の姿勢で、見つめ続けるのである。
はるかな何かを、じっと見つめ続けるのである。
小太のその姿に、深く胸を打たれる。
小太のその姿に、尊いものを感じる。
学んできたね!!小太!!
よくぞがんばった!!小太!!
見事だぞ!!小太!!
小太のその姿を、この胸に刻む。
毎日毎日、この胸に刻むのだ。
 
■南無華厳 狼山道院■
≪ 2012:06:06 ≫