**≪ 絶 望 の 熊 02 ≫**

from <Raina Noor Szilagyi>
この熊の胸中は、
誰にでも分かるはずです。
この熊にとって、
生きることとは、
いったいなんだろう。
果てしなく続く絶望の毎日。
この熊にとって生きることとは、
ただただ極限の忍耐のみ。
ただただそれだけです。
この微塵も身動きの取れない熊が、
いったい何をされているのか・・・
この熊の毎日を、想像してみてください。
この熊の心の中を、想像してみてください。
世界中で、
おそらく何千年にも亘って、
こういう光景が繰り広げられてきたと思います。
熊に限らず、いろんな動物だったと思います。
まだ小さな猪の子供が、
やはり鼻にワイヤーを通されて、
そのワイヤーを手に持ったハンターに、
延延と引きずられていく映像を、観たことがあります。
その子猪は、あまりの辛さに、
息も絶え絶えになって、
途中で何度も座り込んでいました。
それでも容赦なく、引きずられていくのです。
そして到着した場所で、
地獄の「狩猟ゲーム」が始まるのです。
鼻にワイヤーを通されては、
もはやどうにもなりません。
生き地獄から逃れることはできません。
その時の動物たちの心境は、
誰にでも想像できると思います。
≪南無華厳 狼山道院≫
::2011:06:18::