**≪ 動 物 の 心 06 ≫**
 
動物に「心」はあるのか???
あるいは無いのか???
それについて未だに議論が尽きないようである。
>>動物の心を実証できないから、
>>だから「動物に心がある」とは言えない。
・・というような意見が非常に多いようである。
 
>>「実証できないから・・・
・・と多くの人は言う。
ならば、人間の心は実証できるのだろうか???
その人は、自分の心を実証できるのだろうか???
 
>>実証できなければ、動物の心を認めることはできない。
・・いったいどこからそんな発想が湧いてくるのか???
 
そもそも「心」とは、実証する対象ではない。
「心」とは、どこまでも「感じる!!!!」ものである。
要は「感じる!!!!」を信用できない人が多いということだろう。
おそらく「感じる!!!!」を、
漠然とした非科学的な次元だと蔑視しているのだろう。
その人は自分自身の「感じる!!!!」さえも信用できないのだろう。
自分自身の「感じる!!!!」さえも信用できずに、
 「科学的実証???」に依存してしまうとは!!
本来なら科学的実証などできない領域を、
 なにがなんでもそれで白黒つけたがるとは!!
 
動物たちに心があるかどうかなど、
動物たちを一目見れば明らかなことである。
ましてや動物たちの「表現」を目にすれば、
それは火を見るよりも明らかなことである。
 なのにそれを「議論???」するとは??
ましてや現代はペットブームである。
多くの人人が動物と身近に付き合っている。
そういう時代であってさえ、
なおも「動物に心はあるのか???」と議論されているとは。
まったく、驚くべきは「人の心」である。
 
「動物の心」に実証を求めるのならば、
まずは「自分の心」を実証してみせるべきである。
 
 
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*** 写真:「家族の挨拶」:1999 ***
 
≪南無華厳 狼山道院≫
::2011:06:13::