<2010年11月27日>
「NO:386」に付記。
前記事で、手綱の操作に若干触れたが、追伸する。
もし犬が予測を超えた行動を起こした時でも、飼主は対応しなければならない。
そのような時でも、飼主の身体は咄嗟に反応しなければならない。
それが強力な犬であればあるほど、飼主は咄嗟の対応を意識しておくべきだ。
犬は、想像以上の力を潜在させている。
だから飼主は「全身力」での対応を心得ておく必要がある。
特に、非力な人は、それを深く心得ておく必要がある。
非力な人でも、全身力を体得すれば、相当な対応力が発揮できるのだ。
※全身力については、これまでも書いてきたつもりだが、やはり文章での表現は難しい。
なかなかニュアンスを伝えることが困難であり、それが残念であるが、一応は書いてみる。
もし、いきなり引っ張られた時には・・・・
瞬間に手綱を強く握り、同時に、全身を沈ませる。
足裏に力を込め、膝を沈ませて、脇を締めながら肘を身体に寄せる。
ただし、尻が後ろに逃げては駄目である。腰を入れて垂直に沈むのである。
そうしないと、全身が「ひとつ」に直結しない。力がバラバラになる。
全身を沈ませ、全身を直結させ、身体を「重い石」に変えてしまうのである。
足は開いてもいいが、膝を絞る意識を持ち、膝を逃がさないことが肝心だ。
「握り手」が苦しかったら、もう一方の手で「握り手の手首」を掴むといい。
それだけでも握り手の握力が増すはずだ。両手が繋がるという感覚だ。
・・・これらを、あくまで同時に行なう。
あくまで同時の、瞬間の動作にするのである。
ところで、このように書いてはいるが、これは大袈裟な動作では無い。
大袈裟に動かなくとも、このように身体を使うことで、威力が生まれるのである。
※普段の制御に於いては、全身力など不要かも知れない。
だが不測の事態に備えて、知っておくべきと思うのである。
※この「沈む」というのは、使う場面が多い。
前述の場合以外にも、いろんな場面で登場する。
力の向かう方向は、それぞれの場合で異なるが、沈むという感覚は共通する。
だからその感覚を、普段から磨いていけば、いろんな場面で応用できる。
■南無華厳 狼山道院■
「NO:386」に付記。
前記事で、手綱の操作に若干触れたが、追伸する。
もし犬が予測を超えた行動を起こした時でも、飼主は対応しなければならない。
そのような時でも、飼主の身体は咄嗟に反応しなければならない。
それが強力な犬であればあるほど、飼主は咄嗟の対応を意識しておくべきだ。
犬は、想像以上の力を潜在させている。
だから飼主は「全身力」での対応を心得ておく必要がある。
特に、非力な人は、それを深く心得ておく必要がある。
非力な人でも、全身力を体得すれば、相当な対応力が発揮できるのだ。
※全身力については、これまでも書いてきたつもりだが、やはり文章での表現は難しい。
なかなかニュアンスを伝えることが困難であり、それが残念であるが、一応は書いてみる。
もし、いきなり引っ張られた時には・・・・
瞬間に手綱を強く握り、同時に、全身を沈ませる。
足裏に力を込め、膝を沈ませて、脇を締めながら肘を身体に寄せる。
ただし、尻が後ろに逃げては駄目である。腰を入れて垂直に沈むのである。
そうしないと、全身が「ひとつ」に直結しない。力がバラバラになる。
全身を沈ませ、全身を直結させ、身体を「重い石」に変えてしまうのである。
足は開いてもいいが、膝を絞る意識を持ち、膝を逃がさないことが肝心だ。
「握り手」が苦しかったら、もう一方の手で「握り手の手首」を掴むといい。
それだけでも握り手の握力が増すはずだ。両手が繋がるという感覚だ。
・・・これらを、あくまで同時に行なう。
あくまで同時の、瞬間の動作にするのである。
ところで、このように書いてはいるが、これは大袈裟な動作では無い。
大袈裟に動かなくとも、このように身体を使うことで、威力が生まれるのである。
※普段の制御に於いては、全身力など不要かも知れない。
だが不測の事態に備えて、知っておくべきと思うのである。
※この「沈む」というのは、使う場面が多い。
前述の場合以外にも、いろんな場面で登場する。
力の向かう方向は、それぞれの場合で異なるが、沈むという感覚は共通する。
だからその感覚を、普段から磨いていけば、いろんな場面で応用できる。
■南無華厳 狼山道院■