
すべては、変わっていく。
あらゆることが、刻刻と変わっていく。
法界縁起によってすべてが変化する。
つまり、仏教が説く「無常」である。
この世は無限に、変化を続けるのである。
人類もいよいよ、大転換の時機を迎えるようである。
飛躍的な進化に向けて、暫くの準備期間が必要だが。
もはや、その大転換が無ければ、人類は乗り越えられないと思う。
その飛躍的な進化が無ければ、迷宮から脱出することはできないだろう。
だからいよいよ、世の中に「気づきの機会」が増えてきているのである。
だが「臆病な人たち」も多い。
旧来の思考から離れることを、怖れる人も多いのだ。
飛躍を怖れ、旧態依然世界に安穏したいと考える人も多いのだ。
だがその「安穏」を求める気持ちが、逆に破滅を導くことになるのに。
安穏に感じている世界が、実はそれとは真逆に向かう世界だというのに。
だから、大転換を真剣に考える姿勢が、いよいよ求められているのである。
もはや個人レベルで、対応を迫られているのである。
もう、呑気なことは言ってられないのである。
もう、そんな猶予は無くなっているのである。
すべては変化する。
身近な動物たちの意識も変化を続けている。
野生動物たちの意識も刻刻と変化している。
彼らの意識は、常に進化を遂げているのである。
ところが人間はどうだろう??
人間は果たして、進化しているのだろうか??
このままではどうにもならなくなることに、まだ気づかないのか??
もう、タイムリミットが迫っている。
直前になってパニックになるよりも、今から姿勢を変えるべきと思うのだ。
人類を最も窮地に立たせるのは、人類自らの所業である。
人類自らの所業が、人類を大ピンチに追い込むのである。
その最たるものが、異種族に対する無慈悲である。
異種族に対する無慈悲は、想像を絶した報いとなって人類に還る。
それはこの世の真相である。避けることは絶対にできないのだ。
□動物に対する意識を変える。
□自然界に対する意識を変える。
□食事内容への意識を変える。
上記を変革することによって、すべてが好転していく。
人間同士の無理解も、理解へと進んでいく。
異種族に対する意識こそが、未来への鍵となるのだ。
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狼に教えてもらった。犬たちに教えてもらった。
山の動物たちに教えてもらった。姿無き鳥に教えてもらった。
そして、華厳菩薩に教えてもらった。
それを記事に書いてきた。皆様に知って戴くために。
写真は1988年。 狼、太郎、一歳半のころ。
後年私は剃髪した。 太郎が華厳に導いてくれたのだ。
太郎の御魂は、今なお伝言を届けてくれる。
■南無華厳 狼山道院■