<2010年6月15日>

コメント欄等を閉じました。

皆さまから、

「アラシの暴言は見たくない・・静かに読みたい・・・」

という御要望が多かったので、閉じることにしました。


以前からもその御要望は頂戴していたのですが、

アラシコメントも「人間世界の言葉の事実」として受容してきました。

しかし鈍い私も、やっと気が付きました。

人間の中には、「議論???」が好きで好きでたまらない連中がいることを。

人間の中には、「誹謗中傷」が好きで好きでたまらない連中がいることを。

人間の中には、「匿名」で己を隠すと傍若無人となる連中がいることを。

事の本質・事の核心など、実のところはどうでもいい連中がいることを。

その人の真意がどこにあるかなど、実のところはどうでもいい連中がいることを。

「突っ込む」ところを粗探しするだけが目的の連中がいることを。

「突っ込む!!!」という視座でしか見ていない連中がいることを。

そのような発想で生きている人間が想像以上に多いことを・・・・・

目的のためではなく、目的を目指すのではなく、

ただひたすら「突っ込み議論!!!」に情熱を燃やす人間が想像以上に多いことを・・・・・


動物たちと生きていると、山の中で生きていると、

そのような人間特有の傾向性に対して愕然とします。

驚きとともに、強烈な違和感を覚えます。

姿を隠した匿名者が、議論???の御旗の元に闘争欲求を爆発させるのです。

己を隠し通す覆面者は、そもそも対話など求めてはいなかったのです。

そんな趣味を持つ生き物など、私は知らずにいたのです。

私はやっと、「人間の趣味」を知ることができたのです。


私は「野性界からの伝言」を発信し続けます。

しかしその伝言を、どのように解釈されるかは、その人それぞれです。

私の願いはただひとつ・・動物たちの心の世界を知ってもらいたい・・それだけです。

もし動物たちの心の世界を知ってもらえたなら、きっといろんなことが変わるはずです。

ただ「殺す殺さない・食う食わない」の視座で終わる不毛議論も、

ただ「文化だ!!!文化不可侵だ!!!」の視座で終わる炎上議論も、

きっと新たな方向に進展していくと思います。

人間が心を持っていて、そして異種族の心を知ったなら、何かが変わるはずです。

もし変わらなければ、それは不思議なことだと思います。


■南無華厳 狼山道院■