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みんな、私の言葉を聴いてくれます。
たとえ言語を解さなくとも、私の「心境」が分かります。
言葉にできない、言葉以上の何かを、彼らは知っています・・・
零下20度の夜もある。
空腹の夜もある。
だが彼らは、どんなときでも、愚痴などこぼさない。
どんなときでも、私を信じてくれている。
どんなときでも、一緒に苦境に立ち向かう。
なんで・・・なんでそんなに私を好きなのか・・・・
彼らの底知れぬ純情が、今日もこの胸を打つ。
※14歳の「蓮」も、無事に冬を乗り越えました。
冬の消耗は大きく、年を取りましたが、
しかし彼のスピリットに微塵の陰りもありません。
老いた姿のその奥に、光り輝く野性が見えます。
■南無華厳 狼山道院■