<2009年10月26日>

≪シーン:ゲッセマネ≫を絶唱する「スティーブ・バルサモ」の姿に感動する。

特に2004年ライブ映像は圧巻だが、そこで彼の涙する姿を見た。

彼の涙が、激しくこの胸を打つ・・・・

どうにもならないほどに感動して、慟哭がとまらない・・・・

バルサモのその遥かを見据える瞳に溢れる涙に、泣いてしまう・・・・

観衆も静まり返り、息を呑んでいる・・・・

そこにまるでジーザスがいるかのように感じる人も多いと思う・・・・


私は、あの白い衣を纏って絶唱するバルサモのような人を何度も見てきた。

いつも、夢に現われるのだ。

夢の中で、その白い衣の人は涙している。

黄金色の空から光に包まれて降りてくるその人は、

傷ついた命を抱きながら涙している。

その涙の姿が、夢の中であっても、激しく私の胸を打つ・・・・

その人は、菩薩だと、いつも感じた。

菩薩が、泣いている・・・・

菩薩が傷ついた命を抱き締めながら、涙を流して泣いている・・・・

そのシーンが重なって、私はバルサモの姿に泣いてしまうのだ・・・・


私はクリスチャンではないが、

私は華厳仏教を体感してきたが、

だが、魂でジーザスを歌うバルサモに涙する。

そして魂でジーザスを歌う「テッド・ニーリー」に涙する。

私は理屈を超えて、その姿を心からリスペクトする。

彼らの絶唱の中のジーザスは、

私にとって、あの夢の中で出逢った菩薩だ・・・・・


※記事no.253に「ゲッセマネ」があります。

■南無華厳 狼山道院■