<2009年3月23日>

「犬の問題行動」と世間は口にする。

だが実は、「飼主の問題行動」なのだ。

飼主の問題行動によって、「犬の葛藤と混乱」が起こるケースが多いのだ。

だからカウンセラーは、飼主に対しての精神的指導を行なわねばならない。

だがそれは無視されてきた。

いつも、「犬の問題行動」という視座で語られてきた。

これでは対処にならない。

問題は一向に解決しない。


第一、「問題行動!!」と言うけれど、

犬の本来的な本能や習性を鑑みれば、

問題行動などという行動は極めて少ないと言える。

そこにそれぞれの飼主の「都合」があるから、

その都合から見た問題行動に過ぎないのだ。


多くの人は、犬の本来の「元気!」を知らない。

多くの人が、元気すぎる犬の元気を抑圧しようとする。

だが「元気!」は生命力の象徴であり、野性の美徳なのだ。

年を経れば、大抵の犬は落ち着いてくる。

それまでの何年かを、おおらかに見守ってやりたいものだ・・・・

(※もちろん、対話教導は必要ですが・・・)

ただし、「躍動の時」と「沈静の時」の、

その双方の時間を持たせるようにするべきだ。

そうでないと、年を経ても「落ち着きの無い犬」となってしまうだろう。

主人と犬が、「共に沈黙の時間を味わう」ことも重要だ。

のべつまくなしに「じゃれあう」ことだけが愛情ではない。

■南無華厳 狼山道院■