イメージ 1

<2008年6月2日>

動物には、心がある。

どんな動物にも、心がある。


いろんな動物と遊んだ。

みんな、同じだ。 「遊び心」は、みんな同じだった。

その純真も、その純情も、みんな同じだった。

本能が異なれど、習性が異なれど、みんな「海よりも深い心」の持ち主だった。


動物の嫌いな人には、「そんなことはどうでもいい」ことかも知れない。

動物に心があろうと無かろうと、どうでもいいことかも知れない。

だが世界では、人間の手によって無数の「心」が虐待されている。

無数の心が痛みに泣き、苦しみに泣き、悲しみに泣いている。

人間は愛を語り、平和を語り、共生を語る。

それは人間だけに限定されたものなのだろうか。

愛とは、同族だけに向けられるものなのだろうか。

同族だけに向けられる愛を、愛と呼んでいいのだろうか。

愛の根源は、いかなる種族に対しても共通したものではないだろうか。

これを愛して、これを愛さない。 それは愛ではないと思う。

そのような愛では、同族同士でも長続きはしないだろう。

些細なことで、すぐに仲違いする。 些細なことで、すぐに争う。

些細なことで妬み、些細なことで憎しみ、些細なことで攻撃する。


異種族をも認める大らかな愛。異種族に心を認める大らかな愛。

その愛は、人類を平和へと導くと思う。

今こそ、「種の違いを超えた愛」を考えるべきではないだろうか。

**** WOLFTEMPLE ****