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<2008年5月8日> 「01」(no.112)から続く。


深い事情があって生まれた子供たちの写真集です。

事情を話せば長くなるので省略しますが、

とにかくみんな無事に元気満々に育ってくれました。


時間も経済も限界状況の中での誕生でしたので、絶望的な心境でした。

「茜と椿」の姉妹の両方が産んだので、11頭の誕生だったのです。

その子犬たちだけでなく、他の家族も一杯いるのです。

そして人間は私一人なのです。

破滅を覚悟しました。不可能な状況だったのです。


家族たちには腹一杯食べさせましたが、自分の食費が無くなりました。

ガムテープで補修したジャンパーと、あちこち破れたズボンで暮らしました。

車の燃料計はいつも警告ランプが点燈している有様でした。

灯油を買う金も無いので、零下20度の日でもストーブは使えませんでした。

家の中も氷の世界なので、防寒着のままで過ごしました。(もちろん犬たちは全然平気です!)

いつも精神はギリギリのところにありました。紙一重で持ち堪えていました。


しかし、子犬たちは全員が立派に育ちました。

彼らは私の意思が分かります。私の想いが分かります。

みんな勢揃いだと物凄いエネルギーが炸裂するので大変ですが、

一頭一頭ならば、テレパシーのように対話ができます。本当です。

彼らは私のことが、異様なほどに好きで好きでたまらないのです。

彼らはいろんなことを教えてくれます。

そして私はそれをブログに書いています。

確かに苦労しましたが、素晴らしい苦労でした。

かけがえのない愛を、抱え切れないほどの愛をもらったのです。


今はもう、我が家に大型の猛者連中はいません。

大きな兄貴たちは、みんな寿命で他界しました。

しかし今の子たちもみんな、狼の山のスピリットを受け継いでいます。

みんな代々、兄貴たちから野性の魂を受け継ぐのです。


世の中には相変わらず「捨て犬」が多いようです。

どんな事情かは知りませんが、安易すぎると思います。

私の悪戦苦闘記を御覧くだされば、少し勇気が出ると思います。

この私の状況よりは、自分の方が随分ましだと気付くはずです。

絶対に安易な気分で飼育を放棄しないでください。お願いします。


■「03」に続きます。

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