
野性たちは、自分で自分の心身を整えます。
誰にも頼らずに、己の力で己を回復させます。
本来は、それが「真の癒し」です。
それが最大の癒しなのです。
術とか物に頼らずとも、自分で大きな回復ができるのに、
人はその努力を忘れて他者に頼ります。
ほんの僅かな努力なのに、それすらも怠って結局健康を失います。
「かばう」意味ではありません。
過剰にかばっていたら、身体力は高まりません。
野性たちは己を過剰にかばいません。
己の潜在力を全開にして果敢に挑みます。
しかし己を回復させるときには真剣です。
本物の真剣さで己の身体を己で回復させるのです。
私はその姿を見てきました。そして学びました。
一日10分くらいでもいいです。夜寝る前でいいです。
「野性禅」で瞑目してみてください。自分で自分を癒すのです。
お風呂に入るように「日課」としてみてください。必ず効果が現われます。
本当は人間にとって、禅のひと時は不可欠に重大です。食事と同等に。
※書庫の「野性禅」「心導身力」「静・深・大」などを御参考ください。
身体の「ストレッチ」も日課にしてみてください。効果絶大です。
ポイントは「静・深・大」です。静かに深く大きくです。10分でいいです。
身体力が高まれば当然、回復力も高まります。
身体力とは「身体全体の力」です。全身の総合力です。
この全身の力で「回復」するのです。
「部分」を治すときにも、常に全身の力が働いています。
全身の力で部分を治しているのです。
だから局限的な対症療法には限界があるのです。
そしてその身体力を生み出す根源は「心」です。
常に心が身体を導いているのです。
※狼山舎の「心導身力」は、野性道と武道と禅道の融合です。
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