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<2008年5月7日>

野性たちは、自分で自分の心身を整えます。

誰にも頼らずに、己の力で己を回復させます。

本来は、それが「真の癒し」です。

それが最大の癒しなのです。


術とか物に頼らずとも、自分で大きな回復ができるのに、

人はその努力を忘れて他者に頼ります。

ほんの僅かな努力なのに、それすらも怠って結局健康を失います。

「かばう」意味ではありません。

過剰にかばっていたら、身体力は高まりません。


野性たちは己を過剰にかばいません。

己の潜在力を全開にして果敢に挑みます。

しかし己を回復させるときには真剣です。

本物の真剣さで己の身体を己で回復させるのです。

私はその姿を見てきました。そして学びました。


一日10分くらいでもいいです。夜寝る前でいいです。

「野性禅」で瞑目してみてください。自分で自分を癒すのです。

お風呂に入るように「日課」としてみてください。必ず効果が現われます。

本当は人間にとって、禅のひと時は不可欠に重大です。食事と同等に。

※書庫の「野性禅」「心導身力」「静・深・大」などを御参考ください。


身体の「ストレッチ」も日課にしてみてください。効果絶大です。

ポイントは「静・深・大」です。静かに深く大きくです。10分でいいです。


身体力が高まれば当然、回復力も高まります。

身体力とは「身体全体の力」です。全身の総合力です。

この全身の力で「回復」するのです。

「部分」を治すときにも、常に全身の力が働いています。

全身の力で部分を治しているのです。

だから局限的な対症療法には限界があるのです。

そしてその身体力を生み出す根源は「心」です。

常に心が身体を導いているのです。


※狼山舎の「心導身力」は、野性道と武道と禅道の融合です。

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