今日（4月20日）、シカゴ郊外で行われたシングルA、ミッドウエスト・リーグのケインカウンティー・クーガーズ（カブス傘下）ｖｓクアッドシティーズ・リバーバンディッツ（アストロズ傘下）の試合に行ってきました。
お目当ては、バンディッツのCarlos Correa選手。
昨季MLBドラフトで全体1位指名を受けた逸材で、将来的な姿としては、トロイ・トゥロウィツキー選手やライアン・ジマーマン選手などが引き合いに出されることが多いです。
開門10分後くらいに現地に到着し、入場。
しかし、フィールドにはバンディッツの投手陣しかおらず、打撃練習が行われる様子もありません。
空振りに終わったかと思いましたが、しばらくすると、センター後方からスタジアム付近の屋内施設でティーバッティングを終えてきたと思われる選手数名が引き上げてきました。
しかし、ここで問題発生！
バンディッツのジャージの正面には番号がないのです！
しかも、Correa選手の顔もうる覚えでよく分からない！
仕方なく、他のファン（といってもそこにいたのは数人）の動きを見ながら、イチかバチかである選手にボールを差し出し、サインをしてもらいました。
そして、祈る思いで、通り過ぎていくその選手の背番号を確認すると「１」。
Correa選手でした！！
いただいたのがこれ。
走り書き？！
ま、こんなものですかね。
ドラフトいの一番の方から直接いただくのは初めてだと思います。
以前「ドラフトいの一番 」と題した記事で紹介したとおり、野手として全体１位指名を受けた選手はオールスター級の選手に成長する例が多いので、Correa選手にも大いに期待しています！
続けて他のコレクターがボールを差し出している選手がいたので、誰なのか分からないまま、とりあえずいただき！
何の迷いもなくスウィートスポットにサインをしたので、それなりのプロスペクト？！
なかなかカッコ良い書体ですね。
帰宅してから確認すると、Lance McCullers Jr. 投手でした。
Baseball Americaでは今季アストロズのトッププロスペクト第４位にランクされています。
クーガーズは土曜日を中心に試合前に選手のサイン会を行っているのですが、こちらも誰が誰だか分からない！
しかも、気温6度と冷え込んでいたため、多くの選手がパーカーを羽織っており、さらに難易度アップ！
唯一分かったDaniel Vogelbach選手。
リストの強さがハンパじゃないですね。
手首の返しだけで速い打球を弾き返していました。
で、他のカブスのトッププロスペクトですが、Pierce Johnson投手は先発準備のためサイン会は欠席。
Jeimer Candelario選手は顔が分からず本人を特定できなかったため断念。
こんな具合だったので、サイン会は早々に切り上げて、試合開始直前のキャッチボールをしているバンディッツ側に移動。
アストロズのもう一人のトッププロスペクト、Rio Ruiz選手に狙いを定めました。
目論見どおり、Ruiz選手がサインに応じ始めたため、自分の番を待ちつつ左側に目を移すと、何とCorrea選手もいるではありませんか！
うーーーーーーーん、どうしよう～と、一瞬迷っているうちにRuiz選手が引き上げてしまいました。
こうなれば、選択肢は１つしかありません。
再度、Correa選手からいただき！
１個目よりはいい感じ？！
ということで、十分に収穫のあった一日でございました。
マイナーリーグの試合を観にいくたびに感心させられますが、こちらのコレクターは事前の準備がものすごくて、ロスターを確認してカードをきちんと台紙に並べて固定（簡易接着？）し、スクラップブックやバインダーに閉じこんでおきます。
カードがない選手は８ｘ１０の写真をプリントアウト。
そして、主力どころの顔と名前を覚えて当日を迎え、球場にはプリントアウトしたロスターを持参し、サインをもらった選手を消しこんでいくんです。
ちょっと、僕には遠く及ばない域に達している感じです。
最後に選手たちの写真を。
Carlos Correa 選手
Rio Ruiz 選手
Pierce Johnson 投手
Jeimer Candelario 選手
