2大会をスキップしていた間にハリー・スミスがチャンピオンとなり、ライノとのダブル・タイトル戦が今大会のメイン。また、X-Pacとジェイ・ブラッドレーによる次期挑戦者決定戦も行われました。
試合開始前には選手や団体主宰者であるビリー・コーガンとファンとの交流タイムが設けられ、コーガン、ハリー・スミス、X-Pac、レイベン、ライノからサインを頂戴しました。
客入りは最終的には旗揚げ戦の6割程度。平日開催はやはり厳しいのかもしれません。
ということで、第1試合から振り返っていきましょう。
M-Dogg” MATT CROSS and CHRIS HALL defeated TRIPP CASSIDY and BIG SUE JACKSON
当初、Crossのタッグパートナーは、Mr.450だったのですが、試合開始前にHallがMr.450を急襲し、そのままCrossのパートナーに収まり、勝利。タッグ王座決定戦に進出決定。
第2試合
ROBERT ANTHONY defeated ACH
ACHが驚異的な身体能力を見せ、場内を沸かせたものの、Anthonyがロメロ・スペシャルからのホイップで逆転勝利。
第3試合
SERENITY defeated TAYLOR MADE
Madeのセコンドには松葉杖をついた女子王者のメラニー・クルーズとニッキ・セント・ジョン。メイドは上半身のコスチュームがずり落ちてきて戦いにくそう。えーーっと、内容覚えていません!
次期挑戦者決定戦 JAY BRADLEY defeated SEAN “X-Pac” WALTMAN
X-Pacのスターパワーは依然として健在で、会場のテンションが一気に高まります。動きも想像以上に良く、この日一番の盛り上がりを見せましたが、最後はラリアットでブラッドレーが勝利。
第5試合
RISING SUN (SAMURAY DEL SOL and LINCE DORADO) defeated SKY HIGH (JOHN SKYLER and ASHTON VUITTON)
マスクマンコンビのライジングサンがアクロバティックな動きで場内を沸かせて勝利。タッグ王座に王手。それにしても、サムライのコスチュームはまったく侍っぽくなかったなあ~。
セミファイナル
THE ALMIGHTY SHEIK defeated STEVEN WALTERS
フォールズ・カウント・エニウェア・マッチ。アナウンスはなかったが、なぜか、凶器攻撃もOK。 シークが五寸釘でウォルタースを流血に追い込み、キャメルクラッチで勝利。試合後、ウォルタースがもう負けるのは懲り懲りだ、アメリカなんか大嫌いだとマイクでアピールし、シークと結託。イスラム式の祈りをささげた後、シークの求めに応じ、シークのシューズにキス。
メインイベント
HARRY SMITH and RHINO went to a No Contest
ともに大型ファイターにしてスピード、テクニックを兼ね備えているだけあり、動きのレベルがそれまでのレスラーたちとはちょっと違う。ライノがフレアーばりに「フォー」と吼えながら試合を進めますが、最後はレフェリーが失神している間にスミスがシャープシューターを決めライノがタップアウト!しかし、サブレフェリーがタップアウト直前にルー・E・デンジャラスリーが乱入したとしてノーコンテスト裁定に。
場内が騒然とする中、ビリー・コーガンが次回5月の大会における金網マッチでの再戦を決定し、レフェリーにレイベンを指名し、大会を締めくくりました。
顔見世的な要素が強かった旗揚げ戦と比較して、かなりストーリーラインが見えてきている印象を受けました。ところで、デンジャラスリーって誰なんでしょうjね??