「小鳥と捨て犬マロ」出会い | 我が名は狼 天は未来を見つめ 地は過去を見つめ 人は現在を見つめる

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詩人-我が名は狼の世界へようこそ 私は、詩を書き続けて 約15

年以上を経つでしょうか? 言葉と文字に触れ合い そして 学ぶ

ことが沢山ありました。 これからもまだまだ 言葉と文字を心で

感じながら 詩を書いていきます。 

「小鳥と捨て犬マロ」  (出会い)

小鳥が一羽飛んでいました
その小鳥はどこへいくのではなく
電信柱の線の上で 
小さな羽を広げては羽を休めて
次から次へと電信柱がある中で
その小鳥は線の上 鳴き声を上げて
隣への線へと次々に飛びその動作を繰り返しました
ある時 その電信柱の線が途中で切れて 
その小鳥は 「ピィピィ」と 鳴き声をして
小さな羽をパタパタさせながら 
「次のところへ、行けないじゃないか」と
言っているみたいに 小鳥は鳴き続けました
それをずっと眺めていた 捨て犬のマロ
マロは 幼い頃から 身体が弱くて 
病弱で見切りをつけた、飼い主はマロを
誰も通らないような道の端っこに捨てて行ってしまいます。
マロという名は、飼い主の子供がそう呼んでいたから
捨て犬マロと名づけられました。
その捨て犬マロが その小鳥に ワン ワン と吠えました
「君は隣へ渡りたいのかい?」 
小鳥は 捨て犬の言葉に驚きと恐怖にかられてしまいます
犬と言えば 小鳥を食べたりするからです。
小鳥は 怯えながらも 捨て犬マロに 鳴き声を出して
答えます  「なぜ そんなことを聴くんだい」
マロは 「だって君は 次から次へと 電信柱の線の上を
飛び回っているでしょ 僕はずっと見ていたよ」
小鳥は 自分のとっていた行動を見ていてくれた
捨て犬マロに尋ねます。
「ねぇ 君のそばにいっても平気かい? ぼくを食べないかい?」
マロは 「食べるわけないだろ 僕は君と話がしたいだけなんだ」
マロは捨て犬のせいか、誰にも相手にされず
人間達にも 汚い犬  暴力を受けていたのです
小鳥も親と離れ離れになってしまい 
一羽で寂しく飛び回り そして 誰かを求めても
自分の身を守るために 誰もいない電信柱の線の上で
飛び回っていたのです。
小鳥は マロのそばにいき マロも小鳥のそばにいき
一羽と一匹は 互いの事を打ち明けていきます
マロは言います。 
「ねぇ 君はこれからどこへ行くんだい?
「もし 行く当てがなかったら 僕と一緒に行かないか?」
小鳥は言います
「ボクも行く当てなんて ないよ ただ父さんと母さんに会いたいだけなんだ」 
マロは少し考えて言います
「じゃあ、君の父さんと母さんを探しにいかないか?」
小鳥は
「いいのかい だって ボクとマロは出会ったばかりじゃないか?
それに ボクだけじゃ マロに悪いよ 」
マロは 笑いながら
「僕なら大丈夫だよ、行く当てもないし これいってやりたい事もないし そんなとき 君と出会ったのさ」 
「だから 声をかけたんだよ」

小鳥は 
「ありがとう・・マロ  マロも寂しいはずなのにありがとう」
小鳥は ピィピィとお礼の鳴き声をあげます
マロは 「いいんだよ それよりも そんな大きな声で鳴き声を
あげないで 耳が痛いよ・・」
小鳥は
「ごめーーん・・へへ」 
一羽と一匹の間に笑みがこぼれます
こうして、親とはぐれた小鳥と捨て犬マロの旅が始まります
(小鳥とマロは、これから どうなっていくのでしょう・・)
そして 一羽と一匹の運命はいかに・・