「熊代さん、I社の資料ってある?」と、祥が尋ねると

 「I社ですか?ありますけど・・・まだ、まとめて無いですけど」と言うと

 「そっかぁ~至急、まとめられる?」

 「今日中には、出来ると思いますけど?」

 「じゃぁ~お願いして、いいかな?」

 「分かりました、明日朝一でいいですか?それとも、今日自宅に持って行きますか?」

 「う~ん・・・今日、持って来れる?」

 「多分、大丈夫と思いますけど・・・」

 「じゃぁ~お願いしていい?」

 「分かりました、帰りに自宅の方にお持ちします。」

 「うん!じゃ~僕は、ちょっとY社の方に行って来るから」

 「所長、Y社に行って来ます・・・」

 と言い、祥はY社に向かった。

 祥が、事務所を出てから1時間くらいか・・・それとも、本の数分かも

 知れない沈黙の時間ただ、熊代が叩くパソコンのキーボードの音だけが

 狭い事務所に響いていた。

 {ぼ~ん、ぼ~ん}事務所の時計が、12時を告げる鐘を鳴らした

 「クマ!昼飯を食いに行くか?」

 「所長!私はクマじゃありません!熊代です。それに、お昼はお弁当なので

 ・・・」と言うと

 「じゃぁ~一人で行くか・・・・」と言って、事務所を出て行った。

 そして、私は事務所でお弁当を食べ始めた。