「保志、どうした?」


 声をかけたのは、谷津太一だった


 「太一、晴郎・・・次郎奴が助けてくれとか言ってたけど


 どうせ奴の芝居に決まってる。次はお前だとかって


 ウケる事言ってたぜ!」


 「笑わして、くれるぜ!今日は、奴来ないな・・・」


 「って言うか、このGPSで奴を捕まえてシメようぜ!」


 「いいね、やっちまうか(笑)」


 3人は保志の車で次郎のいる場所に向かおうとした時


 保志の携帯電話が不意に鳴った。


 着信は次郎の携帯電話からであった


 「おいっ!次郎からだよ・・・ちょっと、からかってやろうぜ!」


 「どうすんだよ・・・」


 「見てろよ・・・次郎、今から行くから覚悟しとけよ!」


 と言って電話を切った。


 「これで、次郎もビビってるぜ」


 「よし!行こうぜ!」


 しかし、3人が次郎の携帯のGPSの場所に着いた時には


 次郎の姿は既になかった。


 「あの野郎、逃げやがったな!」


 「おいっ!もうこんな時間だ・・・帰ろうぜ、今日の夜にでも


 次郎をシメとうぜ!」と言い出したのは秋月晴郎だった。


 時刻は、朝方の4時を過ぎていた


 「そうだな、帰るか」


 3人はそれぞれに戻って行った。