2人は、眠れないまま朝を迎えた・・・


 圭介がキッチンに珈琲を沸かすために向かうと


 冴子はもう起きて、珈琲を煎れていた。


 「おはよう・・・圭介さん眠れました?珈琲、煎れますか?」


 「ひかるの事を考えていたら・・・ありがとう、いただきます」


 「そう言えば、雨止みましたね」


 「午前4時くらいだったかな?」


 「えっ!」


 「あ、雨が止んだのが4時くらいだったから」


 「そうだったわね・・・考え事してたから覚えてるわ」


 「考え事ですか?」


 「ええ~私も、ひかるの事を考えてたんだけど・・・そもそも、ひかるは


 昨日、本当に那覇に向かったのかな?もしかして、この島のどこからか


 私達を見ていて慌ててる所を楽しんでるんじゃないか?って」


 「何の為に?」


 「あの子、結構いたずら好きな所があるから・・・」


 「そっか~そう言えば、そうゆう所あるかも知れないですけど


 冴子さん、今日って予定ありますか?」


 「別にないけど、どうしたの?」


 「ひかる・・・探しにいきませんか?ひかるがオレらを何処かで


 監視してるなら、この島に居るはずだから」


 「そうね!朝食を取ったら出かけましょう」


 と言って、冴子は朝食の用意をしはじめた。