「斎藤さん・・・私、どうしたらいいんでしょうか?」彼女の、名前は高田深雪さん
同じ職場の女性で仕事以外では、ほとんど話した事はなかった。
しかし、今日休憩中に喫煙室で缶コーヒーを飲みながらタバコを吸って居ると
突然「斎藤さん・・・私、どうしたらいいんでしょうか?」と話しかけられたが
「高田さん!どうしたらいいかわからないけど・・・と言うか話しがみえないけど?
落ち着いて、話してくれないかな?」彼女を落ち着かせる為に、自動販売機で
甘めのココアを買って渡しながら そう言うと彼女は「ありがとうございます。」
渡したココアを一口飲むと彼女は少し落ち着きを取り戻した様子だったので
「で、どうしたの?」彼、野球好きなら知っているであろう北海道日本ハムファイターズの
投手斉藤佑樹選手と一字違いの斉藤祐二は、彼女に聞いてみた。
「実は、彼が居るんですけど この前の休日デートの帰りに「俺にとって深雪は
2番目なんだよね」って言われたんですよ」気丈な態度をしているが、うっすらと目に
涙を浮かべながら彼女が話し出した。
「2番目?じゃ~1番目が居るって事だよね?」斎藤も聞き返すと
「はい・・・1番目は飲み屋のお姉さんらしいですけど、これってどう思います?」
「どう思いますって聞かれても、ただのお客さんって事じゃないの?」
「そうですよね!遊ばれてるのがわかってないんですよ・・・それなら、それれで
許せるんですけど2番目ってどうゆこと!」少し興奮気味に彼女が突っかかって来たので
「このココア・・・アルコールでも入ってた?」とたじろぎながら、聞いてみた。
「そんなもん入ってません!」彼女はきっぱりと言い放った
「それは、置いといて」斎藤が言うと「斎藤さんが言ったんじゃないですか?」彼女の反撃
「そ、そうだね・・・ごめん!」斎藤は思わず謝った
「斎藤さん、何?謝ってるんですか?」
「べ、別に意味は・・・・」
「私の話しきいてます?」
「聞いてるけど・・・高田さんは、どうしたいの?」
「・・・・・・わからないんです・・・・・」
「ん?わからないって?」
「私、彼のこと本当に好きなのかどうかわからないんですよ」
「それは、好きじゃないかもって事?」
「う~ん・・・・一緒に居て楽しんですけど・・・・」