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時刻は午後2時を20分を回っていた、
一行は、恵海の希望通り少し遅い昼食を取ることに
なった「ねぇ~海の近くなんだから、どうせならお寿司に
しようよ」後ろの席で、恵海が提案すると「お寿司、良いですね!」
美夏も賛同したので「加奈子さんは、お寿司でよいですか?」マスターが
加奈子に尋ねた、「私は、大丈夫ですけど・・・・」「そ そうですか・・・じゃ~」
とマスターが少し残念そうに答えて、館山自動車道の富浦インター近くの
お寿司屋に入る事にした。
一通り、食事を済ますと「さっきの、不動産屋さん・・・なんで殺されたのかな?」
恵海がポツリとつぶやくと、「私、あの人会ったことあるような気がするんですが?」
と加奈子が、言ってきた「それは、ホントですか?」マスターが加奈子に聞き返した
「はいっ・・・・」「加奈子、それってどこで?」恵海も聞き返した。
「確か、家の土地を売って欲しいと何度か実家に来ていたような?私がまだ高校生
だった頃の話しですが。それと・・・・・」と加奈子「それと?」恵海が聞き返した。
「う う~ん・・・私をお嫁さんにと申し込まれてました」と照れながら話すと
「そうだったの?」美夏が気の毒そうにつぶやいた。
「でも、どうしてさっきそれを言わなかったの?」恵海が尋ねると
「うんっ・・・・此処に来る途中で思い出したの、犬又って名前どこかで
聞いた事があったような気がして」と加奈子が説明をした。
「所で、加奈子さんのご自宅ってここからまだかかるのですか?」
マスターが加奈子に尋ねた。
「ここからだと、40分くらいだと思いますが?」加奈子が答えた
「そうですか・・・・ちょっと、寄り道しても大丈夫でしょうか?」マスターが
皆に聞いた。「マスター何処に寄るの?」美夏が聞いた
「加奈子さん、崖観音ってこの近くでしたよね?」
「えぇ~そうですけど。」加奈子を答える
「叔父さん、そこに行くの?」恵海が、マスターに尋ねた。
「そうだよ!」マスターがきっぱり答えた。
続く・・・・・