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マスターが、柴田刑事に事情をせつめいすると。
「先輩、意味がわからないのでそちらに伺います。」
そう言って電話を切った。
「あいつ、余程頭がかたいのかね?」とマスターが言うと
美夏も恵海も笑いを必死でこらえていた、「でも、マスター?
一つ目の推理でも、二つ目の推理でもその、テープを持って
行ったバイト・・・・は、口を封じられるのでは?」美夏が
マスターに疑問を投げかけた。
「その可能性は、非常に高いと思いますよ美夏さん」
マスターもそこまで考えていたに違いない、「それと、犯人と
そのバイト君(三谷)の接点がわからないんですよ」
マスターが腕組みをして考えていると、柴田刑事が飛び込んで来て
「せ・・・せ・・・先輩、水を・・・・」「何も、そんなに急がなくても・・・・」と言いながら
柴田刑事の前に水を置くと、柴田刑事はその水を一気に飲み干した。
「先輩、先程の話しですが?もしかして、そのバイトって三谷と言うフリーター
じゃないですよね?」と柴田刑事がマスターに聞くと、「なんで?柴田そいつを
知ってるの?」とマスターも聞き返した。
「やはり、実は本田が殺された事で影が薄い事件になってしまってますが
昨日、東京湾に三谷の死体が浮いていたとのことです。が、酔って転落して
溺死したのではと言う見解でした」と柴田刑事が説明をした。
「でも、先輩の話しを聞くとその三谷は犯人を知っていた可能性は高いですね!」
柴田刑事に「柴田、三谷の部屋の家宅捜査できるか?」「多分、大丈夫だとおもいます」
「それなら、関係者と接点があるか調べて来てくれ」マスターが柴田刑事に助言をして
いた。
「わかりました!」柴田刑事は、三谷の部屋に向かって行った。
「マスター今回の事件て、10年前の事が原因ですかね?」美夏が聞いてきた
「それもあると思いますが・・・・」で言葉を止めた。
また、腕組みをして考えだした・・・・
そこに、美沙が現れた。「何かあったのですか?」美沙が恵海に
聞いた。「あっ!美沙さん、いらっしゃい!何にします?」マスターが
普通に注文を取っていた。
つづく・・・・・