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 事件現場を一通り三人は、歩き一度


 木更津警察署に戻る事にした。


 警察署では、見慣れた顔の人物が


 三人を待っていた。「先輩・・・・」その声に


 反応して、マスターが「柴田、向こう(世田谷)で被疑者を


 捕まえたらしいじゃないか」少し刺のある言い方で


 マスターが聞くと「彼は、犯人ですかね?」と、今度は


 柴田が弱々しく聞いてきた。三人は、唖然としてしまっていた、


 「どうして、そんなに弱々しいんだ?」「実は、被疑者の指紋が被害者の


 携帯から見つかったんですよ。」マスターが、「それだけで、被疑者として


 捕まえたのか?」「それと、事件当日のアリバイがないことですが、先ほど


 会社の方に問い合わせたら、彼はその日社用で出張してたと彼の


 上司が言ってきました」柴田刑事は困りながら経緯を話しした。


 「何故、彼はアリバイがあることを言わなかったんだ?」


 「なんでも、極秘プロジェクトらしいので上司も内密に


 とのことでした」


 「う~ん・・・彼は、殺しの犯人じゃないけど携帯電話の


 メモリーを消したのは、間違えなく彼だと思うぞ!何故、


 消したかはわからないけど?」


 「ところで、現場近くでこれを見つけた」とマスターが、


 一粒のパールを柴田刑事に差し出した。


 「先輩、現場に行ってきたのですか?」


 「まぁ~」少しバツがわるそうに答えた。


 「そんなことより、それネックレスの一部だと思うから、


 鑑識に回した方がいいんじゃないか?」


 柴田刑事は慌てて、捜査本部に戻って行った。


 時刻は午後19時38分・・・・・


 「一度、戻りますか?」マスターが、二人に訪ねた


 佳惠と美夏は、互いに顔を見合わせ、納得がいかない


 と言った顔をしていた。


 マスターがそれに気づいたのか、畑沢刑事を呼んで貰い


 近くのホテルを紹介してもらった。






 続く・・・・・・