土管69
土管(どかん)とは、陶器などで製作された管のことである。土管同士を接続するため、管の一方が膨らんだ独特の形状をしている。管径は様々で、6 cmほどの物から、トラックが通れるほどの大きさ物もある。 「陶管」、「素焼土管」などの名称で呼ばれることもある。
現在では、素焼土管が農地、宅地、グラウンドなどの過剰な地下水を排除するための暗渠排水用の吸水管として利用されている。素材が陶器であるため、強度、耐食性、耐薬品性に優れ、機能寿命が長い。また自然素材(天然の粘土を成形乾燥後窯で焼成、地球の地殻組成とほぼ同じ)で出来ているため環境汚染など環境への負荷が少ない。環境微生物との親和性すなわち環境適応性に優れているため、河川や地下水浄化などへも応用されている。
コンクリート製のものもあり、主に下水道管など地中埋設用に用いられる。下水道内には硫黄を含んだ化合物が流れているため、下水中で硫酸塩還元細菌により硫化水素が発生し、さらには水中から硫化水素が出ると、今度は硫黄酸化細菌により硫酸が発生するために、コンクリート製の土管が腐食するという問題も起きている[1]。 また、酸性の廃液が流れてもコンクリート製の土管の腐食は起こる。道路の下に埋設されている下水管が腐食し、崩れて道路が陥没する事故も起こっている。
近年では施工性の向上のため、小径のものは硬質塩化ビニル管で代用する場合も多く、その場合、敷設後には周囲にコンクリートを流し込んで補強することも多い。
「うるさいばーかぁ」
