夫の風俗利用は浮気だと断言してみる -66ページ目

離反追求者の咎

女を買った夫を、汚い人間だと思った。

汚い。
ばい菌。
ばい菌男。

他の女とキスをして、一緒にシャワーを浴びて、セックスする。




「汚い手でわたしに触るなぁぁ!!」




泣きながら夫に言った言葉。
彼はとっても悲しい顔をしてた。
言ったわたしも・・・

否。
わたしのほうがきっと、胸が痛かった。

どうしてわたしにこんな酷い台詞を吐かせるんだ。
こんなに汚い言葉を使える自分がいたことを、初めて思い知ったよ。
本当はこんなこと言いたくない。

とっても大切な人なのに。

彼にとってわたしは、失ってもいいと思うような人間だったのだろう。(バレたら離婚されると思ってたって。それを承知で遊んでたって訳だよね)


「どうせわたしを抱くように、他の女にもおんなじことしたんでしょ」
「とっても楽しかったようなコト、ブログに書いていたもんね」
「わたしに普段しないようなことも、汚ったなぃ女と楽しんでいたんだよね」
「ブスとブタばっかだったじゃん。わたしと比にもならないよ」



彼の顔を見るたびに、嫌なことばかり思い出す。
今日は普通でいられるかなと思ったけれど、夜になると駄目なんだ。



そのくちびるが。
その舌が。
その指が。






――― あぁ・・
――――― イヤだ。











そんな汚い男に抱かれるわたしも汚い。