KATOとTomixどちらも自動車業界に例えるならばTOYOTAです。
Nゲージの捉え方
①1/150(1/160)の縮尺に忠実なミニチュア鉄道車輛
②プラレールの高級版
①、②を踏まえて、どうしたいのかを考慮します。
③ジオラマに置いて鑑賞したい(貸し切りレイアウトではたまに走らせる)
④ジオラマの中でがんがん走らせたい(自宅にレイアウトを設置する)
おおざっぱですが日本のNゲージャーのこのような傾向を考えると、どちらを選んでも同じという結論になります。
注意点
改造したNゲージのリセールバリューは低くなる
改造には、部分的であっても塗装も含まれます。「ヨゴシ」と言われるようになったことからも分かるように、ウエザリングなどはもってのほかです。
どんなにきれいに仕上げてあっても、自作、サードパーティ製の部品を付けたものは改造とみなされます。
要するに、未使用品に近ければ近いほどリセールバリューは高くなります。
ケースや付属品、その他もすべて揃っていない場合には、Nゲージの価値は大幅に下がります。
ですから、勢いKATOやTomixといったメーカーサイドも売れる製品として(Nゲージャーの実態に合わせて)、取り付ける部品が一切ない特定ナンバーの車輛しか開発、生産しなくなっていくわけです。