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地球物理学者リチャード・グロス氏によると、
2011年3月11日に日本を襲ったマグニチュード9.0の地震によって、
地球は1日が1.8マイクロ秒(1マイクロ秒は1秒の100万分の1)短くなり、
軸の振動が17センチ大きくなったという。
高精度のGPS機器から得られたデータによると、
今回の地震でプレートの断層が動き、
日本は一部で4メートルも移動したという。
このデータを基に、地球全体の質量分布の変化と、
振動への影響が計算されている。
質量の移動は自転の速度にも影響したという。