朝みんなの様子がおかしくて、何かあったのだと知った。
部屋に戻ってきたPYTHONたんに、愛犬のポッキー(ぽっぽ)がもうだめだと聞いた。
お母さんも泣いていたから、本当に長くないのだと分かった。
自然と涙が溢れてきた。
このお家に来て1年、私はアレルギーであまりわんちゃんと接点がないと思ってきたけど
いろんな所で会って、時々撫でて、思えば色んな思い出がある。
目を閉じると冷蔵庫の前で座っている姿や表情が浮かぶ。
PYTHONたんは、何度か足を運んでいたけど、
私はただただ部屋で泣いていた。
ぽっぽは奥の部屋にいたけれど、離れているこの部屋にも苦しそうな声が聞こえた。
しばらくして、ぽっぽは旅立った。
昨日はみんな出掛けていたから、みんなが揃うのを待っていてくれたんだね。
落ち着いてから、みんなでぽっぽを埋めた。
最後に私もぽっぽの顔を撫でることが出来た。
何も言えなくて、しばらく撫でていた。
心の中でさえ、何も言えなかった。
こんな時、どうぽっぽに声をかけたら良いかわからなかった。
その後、みんなで土をかけて、手を合わせた。
私は、わんちゃんを飼ったことがないから、年だと聞いてもピンと来ない。
人間より寿命が短い事は知っているけど、一緒に暮らしているうちに
自分と同じくらい生きてくれるのではないかと錯覚していた。
それだけに、あまりに突然に感じた。
短い間だったけど、ぽっぽの旅立ちは私にとっても悲しくて辛いものだった。
小さい頃から一緒にいたみんなもっと辛いだろう。
私は、やっぱり自分ではペットを飼えないと思う。
アレルギーを抜きにしても、小さい頃から一緒にいたら旅立ちを受け入れられない気がするから。
