はしゃぐ修学旅行帰りの中学生
疲れ切った会社帰りに、修学旅行帰りの中学生団体が電車に乗り込んできました。
新幹線を降りてから解散、各自帰宅となったようです。
修学旅行、楽しかったんだろうなとは思ったんですが、持ってるでかい鞄を座ってる人にがんがんぶつける、仲間同士ではしゃぎまわって混雑した車内はまるで動物園のよう。
座っていたのですが、隣に座ったり別の仲間と変わったりするたびにバッグをぶつけられたり、はしゃいだ勢いでぶつかられたり。
新幹線は何両か、この修学旅行生のために貸し切りになっていて、さぞや楽しくはしゃぎまわっていたのでしょう。
しかしそのテンションを混雑した、特快でされるのは本当に迷惑極まりない!
疲労すぎて我慢の限界突破!
そして怒ってしまいました。
激務続きで久しぶりに早い時間に帰れてクタクタなのに幼稚園児のように騒ぐ中学生。
中学生ですよ。幼稚園児ではありません。
そしてこれが社会人にとって一番つらい立場。
下手に怒鳴ったり怒ったりすると社会的制裁を受けるのは成人した上に社会人なので。
最悪の場合懲戒解雇になるかもしれない、危険な行動。
本来ならスルーしたい。
電車の中だけど、こんなアニマルを抱きしめて寝てたい!疲れているんだよ!パト〇ッシュ!
(ネコ派なので猫がいいです...)
自分の保身のために諭すように
『怒って感情のまま怒鳴る』のと『指導を含めた叱る』は違います。
なのでまず一番はしゃいでる男子と女子生徒に向かって声を掛けました。
『静かにしてください。電車の中ですよ』
ここで静かになってくれさえいればOKです。むしろそうなってくれ。
ところが返ってきたのは
『あ、俺たち修学旅行帰りなんですが、なんすか?』
......見りゃわかるわ。制服着て観光先のお土産物もってるし。
ぬぁぁぁ、軽いジャブが効いてないっ
次の手段だ!
『それは見ればわかります。修学旅行では公共マナーを守るのも目的の一環と指導を受けていませんか?さっきからあなたは私に何度も体当たり、バッグをぶつけていましたよね?そういう事はしていいことですか?』
もはや幼稚園児相手の気分。この質問には
『指導うけてます。バッグあたってたっすか?すみません。それで?』
騒いでいた軍団の一部は気まずくなったようで、停まった駅で降りました。
おおはしゃぎ主体グループは『なんで降りてるの~?』とまた騒ぐ。
全然効かないわこのグループ。先生も手を焼いているんだろうな...
疲れ切った頭で必死で感情的になるのをおし殺し、最後の手段。かなり大きな声で
『学校名を教えてください』
これは最終手段で少し反則技。
学校名を言わせるというのは学校に苦情入れるぞ、と脅しになってしまうから。
この一言でシーンとする一団。
もしょもしょごもごもごもしているので
『どこの学校にかよっているのか、学校名おしえてください!』ちょっと語気強めで追撃。
『...。○○中学校です...。』
『バッグぶつけたりして、すいませんでした』
と、上っ面の謝罪をした上で、やっと静かになりました。
車内にいる人にも聞こえるように大きい声で言わせたのは卑怯なのはわかってます。
ただもう中学生なら公共の場で騒いだらどうなるか自己責任が取れなければならない年頃でいいはずです。
それに、制服着て騒ぐという行為はその制服でどこの中学生なのか特定されてしまうのだよ、諸君。
これは現役中学生の時に先生から言われたことですけれども。
修学旅行帰りに水を差すようなことに遭遇したわけですが、公共機関でやっていい事と悪い事の分別はつけてほしい。
降車駅までずーっとメンチ切られてたのでこっちも権勢メンチ切ってたので電車で全く休まらず、激疲れた電車でした。
怒ると叱る は難しい
このご時世すぐに暴力沙汰だの、パワハラだのモラハラだの騒ぎになります。
もちろんハラスメントは悪いことですが、ここに客観性が足りない。
主観なんです。された方が強いんです。
『未成年』の中学生からしたら、私がいくら雀の涙な基本給から税金社会保障諸々で2割差っ引かれ薄給だとしても会社員という『大人』になるので中学生からしたら『怒られた』と言えば、悲しいかなこちらの立場が弱いんですよね。
電車の中に無敵の人が居なくてよかったです。
バカ中学生から解放されても、もう少ししっかり『指導』として静かにさせられなかっただろか...
とモヤモヤ考えてしまう...
...訳ねーだろ、バーーカ!
無敵の人にぼっこぼこにされてもおかしくなかったんだぞ。
私程度の小物で命拾いしたな!クソガキども。
やってはいけないこと、他人に迷惑をかける事はしてはならないと教えるのも大人です。
大人がしていいはずなんです...
出来ることならこのガキどもの担任の先生と親に丸投げしたいですよ...
この本を読んでおいてよかったです。
交流分析と認知療法について
大学生カップルが交流分析についての心理学授業を受けていくうちにお互いの関係や交流の仕方を見直して関係を良くしていく、という物語形式なので読みやすいです。そして恋愛や人間関係にも応用がききます。
その中でも『怒り』について詳しく
『なぜ怒りがわいたのか』
『どんな事に怒りがわいたのか』
『それはどういう要求が自分にとって満たされなかったからか』
と内観し分析した上で、相手に伝える方法が、今回わたしの救いになりました。
練習も必要なので、最初は特に読みやすい漫画やイラスト本がおすすめです。