今年もまた蝶がやってきた。
いつの間にかミカンやライムの木に卵を産んでおります。
最初から実がなることを期待してないので、葉っぱは食べ放題(^-^;
蜂や鳥の攻撃から守るためにネットをかけてるおかげで幼虫から蛹になるまでは順調なんですが、如何せん蛹から孵化する割合が低い。
孵化しない蛹をよく見ると小さな穴が…。調べてみるとどうも寄生虫のようですね。
今後は蛹になったら別のケースに入れた方がいいのか試案中。
そんな中、孵化に成功して羽ばたいていく蝶もちゃんと居ます。
出勤前に見てみるとネットの中を飛び回ってました。
ネットを開くと元気に外の世界へ。
なんてことはないんですが飛び立つところを見るとやっぱ嬉しい。
ということで。
蝶繋がり。
Santana
”Borboletta”
『不死蝶』
- 春の訪れ - "Spring Manifestations" (Airto Moreira, Flora Purim) - 1:04
- 花の歌 - "Canto de los Flores" (Tom Coster, Santana Band) - 3:46
- 新たなる旅立ち - "Life Is Anew" (Carlos Santana, Michael Shrieve) - 4:15
- 果てしなき世界 - "Give and Take" (C. Santana, T. Coster, M. Shrieve) - 5:44
- 太陽のもとへ - "One with the Sun" (J. Martini, E. Martini) - 4:22
- 熱望 - "Aspirations" (T. Coster, C. Santana) - 5:09
- 君の教え - "Practice What You Preach" (C. Santana) - 4:31
- はかない夢 - "Mirage" (Leon Patillo) - 4:42
- ヒア・アンド・ナウ - "Here and Now" (Armando Peraza, C. Santana) - 3:01
- シナモンの花 - "Flor de Canela" (C. Santana, Doug Rauch) - 2:20
- 漁民の契 - "Promise of a Fisherman" (D. Caymmi) - 8:06
- 不死蝶 - "Borboletta" (A. Moreira) - 2:50
1974年発表の6作目のスタジオアルバムで、Stanley Clarke他ジャズ/フュージョン系ミュージシャンがゲスト参加。前作の『Welcome』次作の『Festival』と並んで評価が低い三部作(苦笑)、セールス的にも失敗作と言われます。
『Caravanserai』以降、ジャズ/フュージョン寄りになったことと、スリ・チンモイへの傾倒で宗教色が強くなったこと、何より初期のロック色は薄れてしまったことが大きな要因ですが、この時期のSantanaは私は嫌いじゃありません(^-^;
むしろ一般的に名盤と言われる『Caravanserai』よりコッチのアルバムが好き。
ラテン/アフロビートもそうですが、ソウルの影響も強くなっていくんですよ、ここら辺から。ロックの激しさは薄いかもしれませんがインストでのジャズ/フュージョン的な冷静な激しさ。碧い炎とでもいうんですかねー。インタープレイがいいんです。
特にこのアルバムのジャケの美しさと短い曲を挟みながら曲間を無くして手法なんかはプログレチックじゃないですか。曲のタイトルなんてプログレそのもの(暴言)。
初期の頃は少々危なっかしいところもあったギタープレイも、John McLaughlinとの出会いをきっかけに大きく成長したように思います。
後半に収録されているFlor De Canela/Promise Of A Fishermanでの盛り上がりが最高。
こういう路線が好きな人も居ると思うので評論家の批評を鵜呑みにしないことですね。
Life Is Anew
Give and Take
Aspirations
Practice What You Preach
Flor De Canela/Promise Of A Fisherman