神の存在を
否定も肯定も
するつもりは無いが
人は願いをかけて
それが叶わないと
裏切られた気持ちになることには
違和感を感じる・・・
神は人に対して
そんな義理も無く
約束などしていない
ましてや何もせずに
天から降ってくる
幸福など
本物とは言えない・・・
今、しなければならないことを
人の何十倍も努力したと云う
自負があるなら
願いや幸福は
ある日突然
向こうからやってくるものだ・・・
神のもとには
大きなものも
小さなものも無い
人生においてもまた
大きなものも
小さなものも無い
あるものはただ
真っ直ぐなものと
曲がったものだけ
トルストイ「光りあるうちに光の中を歩め」