ここ数日はまるで使い物にならず、シチューを作る以外はただひたすら寝ていたのですが、ジャガイモと玉ねぎも使い切り、ようやく目が覚めてきたので、公演の振り返りなど。
先の花組芝居公演『桐一葉』におきましては、大きなご声援を賜り、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
今回のお芝居は、この様な出で立ちで幕を開けました。
冒頭のシーンだけではありますが、生地もとてもしっかりしたもので、色合いといい刺繍の柄といい、非常に華やかです。
通りかかっているのは“ダイナマイト粗忽”先輩こと石川伊豆守様。
時計を見る限り、出番はもう少し後のはずですが、全員の着替えのスケジュールが綿密に組まれている為、開演前から既にこの状態に仕上がっています。
そして、武装を終え、開演の刻を待つお腰元衆。
こうして通路を挟んで向かい合わせに座っていると、輸送機の中で降下ポイントへの到着を待つパラシュート部隊をイメージしてしまうのですが、要は、この姿では余り身動きが取れないので、着崩れを防ぐ為にも、静かに座っているのが一番という事です。
同僚の花野さんと。
幕開きにこの二人で掃除をしているのは、台本のト書きの通りなのですが、腰元にとってのお城とは、言ってみれば勤め先＝社屋であろうという事で…
この様なイメージに繋がりました。
しかしそこは大阪城。
こういった備品の類いにも、在りし日の栄華が偲ばれます。
ただ、そんな彼女達も大した面積の掃除もし終えぬ内に、仕事を放棄してどこぞへと駆けて行ってしまうので、大野入道道軒の言葉にある如く、太閤殿下の威光が薄れ、やや風紀が乱れている様子を見て取る事ができます。
貞女の嗜みとして与えて頂いた道具類ですが、外見だけでなく、中身も、事と次第によっては実用に足るレベル。
尚、こちらは開演前の楽屋にだけ現れるグレーさん。
張り積めた空気を一気に氷解させてくれます。
ここまでで、未だ開演にいたっていません‼
先の花組芝居公演『桐一葉』におきましては、大きなご声援を賜り、誠にありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。
今回のお芝居は、この様な出で立ちで幕を開けました。
冒頭のシーンだけではありますが、生地もとてもしっかりしたもので、色合いといい刺繍の柄といい、非常に華やかです。
通りかかっているのは“ダイナマイト粗忽”先輩こと石川伊豆守様。時計を見る限り、出番はもう少し後のはずですが、全員の着替えのスケジュールが綿密に組まれている為、開演前から既にこの状態に仕上がっています。
そして、武装を終え、開演の刻を待つお腰元衆。
こうして通路を挟んで向かい合わせに座っていると、輸送機の中で降下ポイントへの到着を待つパラシュート部隊をイメージしてしまうのですが、要は、この姿では余り身動きが取れないので、着崩れを防ぐ為にも、静かに座っているのが一番という事です。
同僚の花野さんと。
幕開きにこの二人で掃除をしているのは、台本のト書きの通りなのですが、腰元にとってのお城とは、言ってみれば勤め先＝社屋であろうという事で…
この様なイメージに繋がりました。
しかしそこは大阪城。
こういった備品の類いにも、在りし日の栄華が偲ばれます。
ただ、そんな彼女達も大した面積の掃除もし終えぬ内に、仕事を放棄してどこぞへと駆けて行ってしまうので、大野入道道軒の言葉にある如く、太閤殿下の威光が薄れ、やや風紀が乱れている様子を見て取る事ができます。
貞女の嗜みとして与えて頂いた道具類ですが、外見だけでなく、中身も、事と次第によっては実用に足るレベル。
尚、こちらは開演前の楽屋にだけ現れるグレーさん。
張り積めた空気を一気に氷解させてくれます。
ここまでで、未だ開演にいたっていません‼
