劇団の事務所に寄ったついでに、資料用に撮影してあったクレオパトラの映像を見させてもらっていたら、勢いでライブラリーの中からこの辺りの作品とあと『番町皿屋敷』などを見返してみてしまった。
というか、初めて見た。
以前は、自分が映ってる映像なんか、とてもじゃないが見られやしないと思ってたけど、少しは許容できるようになってきたという事なのか、
あれ?自分意外と悪くないんとちゃうん?
殊に体裁きについては、思想が感じられて、まずまず結構なんと違う?
そんで衛星劇場さんて、こんな分かり易い解説とか付いて、画質も良くて、こがいにカメラワークば駆使しとるん?
こらあ、もちっと世間に教えたげなけりゃ、おとましいんでない?
等とひとりごちながら、飛ばし飛ばし見ていった訳だけど、取り掛かる前はいつも、
こんなのちゃんとできるかな?と思うし、
終わってしばらく経つと、
今同じようにできるかな?って気がするし、
やっぱり、その時にしか分からない事はあるよね。
番町なんかは、当時思い付く限りの小ネタを盛り込んだせいで、今となっては何故そうなったのか分からない流れもあるし。
あと、欣也君の第一声に、声が高ぇよと思ったり。
これはこれで、愉快ではありますね。