Into The Water 54 | wolf'sROOM

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K-POPの魅力に取り付かれ・・・
東方神起やSHINee、Super Juniorにハマってます。
自分の日常やら、妄想話しやらを綴っていこうと思ってます。
お暇な方は、覗いてみて下さいませ( ̄ー ̄)



僕らは慌てて、部屋中の電気をつける。

イトゥクが、ユノの様子を見ようとドアを開けたら、既におらず、トイレかとも思ったがいなかったと言う。

玄関を見にいったら靴がなくなっており、外に出たのは確実だった。携帯を置いていって連絡も取れない…


「ユノ…どこに…右も左もわからないのに…」

「落ち着いて下さい」


その時…2人でやり取りしている間を、冷たい風が吹き抜けた。風がきた方向を見ると、ベランダのカーテンが揺れている。窓が開いてるから…


僕らの時間が一瞬止まる・・・



「やっ…ユノ!!」

「イトゥク!しっかりして下さい!
   靴がないの見たでしょ!?大丈夫!」


こんなに狼狽えるイトゥクを見るのは始めてだった。自宅でユノが倒れたりしても、あんなに冷静だったのに…


「ユノは必ず連れて帰ります。
   見つけたら、すぐ連絡します。
   部屋を暖めて、待ってて下さい」

「はい…お願いします。必ず…」

「必ず…」



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



僕はコートを羽織ると家を出た。

ベランダの窓が開いてるのを見た時、1つ思い当たる場所があった。


公園・・・


ベランダに出た時も公園を歩いている時も、空の話しをしていたから…もしかしたら。

場所の目星はついても、ここは運動公園だから広さがある。空を大きく見上げられる所はどこか…

木々がなく…広場になっていて…


いた。


芝生の上に寝転がり、空に手を伸ばしながら…
夜空見てる。

声をかけると、ユノは起き上がり僕を見て、ビックリしているようだった。


「ユノ…」

「チャンミン?どうし…」



パシッ!



思わず、頬を叩いてしまった。

ユノは何が起こっているかわかっていないのか、叩かれた頬に手を当て唖然としている。


「なんで、叩かれたかわかる?
   僕達がどれだけ心配したと思ってるの?」


ユノは瞬きを忘れたかのように、目を見開き…そのまま真珠のような涙をポロポロ流してた。


僕は、涙を流すユノを抱き締めると、大きく深呼吸し、優しく語りかけた。

「叩いて、ごめんね。
   でも、ここはユノのお家と違って、悪い人だって
   たくさんいるんだ。いきなり居なくなったら、
   心配するでしょ…」

「うぇっ…ごめ…ゴメン…なさい」

「今度から気をつけようね。
   僕達に必ず言ってから出掛けよう」

「はい…ゴメンなさい……ヒック…」 

「イトゥクが心配してるから帰ろ?」

「はい…」


ユノの手を引き、立ち上がらせると、2人で手を繋ぎ歩き出した。その間もずっと泣いたまま…
ユノの手をギュッと握り、僕のコートのポケットに入れて、グッと引き寄せ、くっ付いたまま歩く。


歩きながら電話で知らせていたからか、家に到着しドアを開けると同時にイトゥクが飛び込んできて、ユノを抱き締めた。


「おかえり…おかえり…ユノ」

「ただいま…トゥギヒョン。
   あの…心配かけて、ゴメンなさい…」

「うん……うん…
   さぁ、ホットミルク作ってあげるから」





to be continued…