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2008 フェルナンド・メイレレス監督 


フェルナンド・メイレレス監督作「Blindness」を観た一週間後、フランク・ダラボン監督作「THE MIST」を観た。

どちらも好きな監督だが、どちらも周りが見えなくなる話で(失明 or 霧)、

どちらもパニックムービー(かつ人間ドラマ)であり、どちらも世間的には賛否が分かれる問題作。

・・・どちらも「大好き!」という感じの映画ではなく、考えさせられ、心をえぐられるすごい映画だった。


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「世界中の人が次々と失明になり、ヒロインもいつ発症してしまうのか?という状況の中、

ヒロインの目を通して人間の弱さや欲や業がむき出しとなる様を体感した。

その状況の中でヒロインの示した尊厳と希望がまぶしく映る!」


「THE MIST」に比べ、左脳的?

「このシーンは人間の何々を象徴するシーン」というような演出・計算・意図がきちんと伝わってくる気がする。

パンドラの箱に最後に残ったのは希望だったという物語があるが、それを思い浮かべた。


注意)大衆向けではなく、賛否が分かれる映画なので一概にお勧めは出来ません。

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内容紹介
全世界、失明。
恐怖の伝染病。地獄と化した街。人類を震撼させるサバイバル・パニック・サスペンス!
 ◆2008年11月、全国劇場公開作品!

 ◆第61回カンヌ国際映画祭オープニング作品選出&コンペティション部門出品の快挙!
 ◆『シティ・オブ・ゴッド』のフェルナンド・メイレレス監督による、パニック・サスペンス誕生!
■ストーリー
始まりは一人の日本人男性だった。突然目の前が真っ白になり完全に失明する謎の伝染病は、彼の発症を皮切りに爆発的な勢いで拡がっていく。有効な治療法のない中、政府がとった政策は感染者の強制隔離だった。次々と収容所に集められていく人々。最初に失明した日本人とその妻、彼を診察した医者や売春婦、黒い眼帯の老人、幼い少年・・・。
そしてその中にただ一人"見えている"女がいた。なぜか発症を免れたが、夫の身を案じて紛れ込んだ医者の妻だった。収容所は軍によって厳しく監視され、食料や薬品の要求もままならず、衛生状態も日増しに悪化していった。感染者の不安はやがて苛立ちへと変わり、所内の秩序は崩壊してゆく。生き残るのは果たして誰なのか―?