すこれ、こういうジャンルには珍しく、生首が何度も出てくる。スパッと切れてるから、清潔感(?)はあるけれど。


ストーリー自体は好きなんだけど、主人公のアルベルティーナの語り口で綴られる時が非常に読みづらい。あの口調は苦手。

その点、コミカライズ版ならそんなに気にならないかも??


アルベルティーナ以外は全く目に入らない、魔王なお父様に鍛えられまくった美貌も才能も忍耐力も兼ね備えた3人の内2人はかなり腹黒。そして、その2人の内1人は粘着質が凄すぎて恐ろしい。

この粘着さんと忠実なメイドとのやり取りは大好きだけど、やっぱり私はキシュタリア推しだな。

いや、彼も粘着だけどジュリアスはレベルが違う。


この3人から誰を選ぶかじゃなくて、そうきたか!と、なかなか見ない展開で面白い。

その上、悪い女が本当にドロドロしてて、アイツよくやるなぁとそのしぶとさに関心する外道ぶり。

うん。この話は読みにくいところが多々あるけれど、それを差し引いても面白い。

最終的にはハッピーエンドになるらしいけど、早くお父様をあるべき場所に戻して欲しい。

そして、チート兄のルカによく似た大好きなお姉さまの前ではあざと可愛さを振り撒きまくるも、裏ではハイスペック幼馴染みトリオすら恐れさせる美少女ジブリールの胸をもう少し成長させてやって欲しい…。


私はなろうで読んでいるので残念ながら文字だけだけど、コミカライズ版より書籍版の方がキャラのイメージ。やっぱりこの人の描くイラストは美しいわ。

 

 

 こっちはちょっと可愛らしすぎて、お父様も幼い感じがしちゃうのだ。