全然タイトルが入りきらないので途中でヤメた。

正しくは「婚約破棄を狙って記憶喪失のフリをしたら、素っ気ない態度だった婚約者が「記憶を失う前の君は、俺にベタ惚れだった」という、とんでもない嘘をつき始めた」

長っ!

この物語は通称何と呼ばれているのでしょうか??

 
インコのヴィオちゃんが天才🐦
一度聞いた言葉をそのままに、素晴らしいタイミングで口に出すことが出来る。
飼い主が優秀だとペットも優秀。
そして御屋敷の人たちも当然ながら優秀なので、作為的な川釣りセッティングもばっちり出来る。
 
全編を通して必死すぎるフィリップ様があまりに不器用で可愛らしい。
「こうだったら良いなぁ」とずーっと思っていたことが、次から次へと溢れ出て来て止まらない。
と言うか、今までよくあんな素っ気ない態度をとれていたもんだとそっちに驚く。
 
それゃ、「君は僕の事が大好きであーだった、こーだった」と言われても、ヴィオラは元々自分は嫌われていると誤解してるし、「全て嘘に違いない」と思うよね。
でも、違うんだなー。
お互いが嘘をついていることに罪悪感を感じながらも、だんだん近づいていく姿が可愛かった。
レックスも良い味だしてる。
 
とても短かいのですぐ読み終わる。
ぷぷぷっと笑いがこみあげてきて、楽しい気持ちになれる可愛らしいストーリー。
これぐらいの長さだと、気分転換を兼ねて軽く読むのに良いなと思った。